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が、文部科学省による「知識集約型社会を支える人材育成事業」に採択されたのは大きな成果です。ここまでは地域と大学、学生の魅力づくりの取り組みについて伺いました。魅力化構想プロジェクトでは、これらと同じくらい魅力化を実現するための基盤となる「働き方改革」の実現にも力を入れています。今年度はコロナによって職員の大半を在宅勤務にせざるを得ない状況になるなど、働き方改革のプロジェクトにとっても取り組みの必要性と実践の難しさを実感する年でした。組織としての働き方はもちろん、職員個人の働き方の認識もそれぞれ異なるのでアンケート調査を実施しました。特に図らずしも導入したテレワークの効果検証とアンケート調査は、社会の変化に対応するためにはとても重要。本格的な制度設計の提案に注力しています。私たちは「外部資金の積極活用」、「資産運用方針の再検討」、「事業活動の髙橋:井上真由美 総務部長(働き方改革/すがもプロジェクトB):阿部海秀 副事務局長(経営戦略):島村富雄 総合政策部長(働き方改革/広報戦略):髙橋:効率化」という3つのチームで活動しています。いずれも大正大学が持つヒト・モノ・カネ・情報という資産を活用する方法を調査し、具体化することが大きな目的です。人材育成や大正大学の地域ブランド化を実現するためには、実施する魅力化プロジェクトに関する情報を必要な人に届けなければいけません。ここにおける「必要な人」とは、地域の方々などの学外はもちろん、職員や学生などの学内の関係者も含まれます。そのため総合政策部、魅力化推進部、入試部の協働体制を整え、SNSやガモールTVなど幅広い媒体・メディアでの発信を強化、推進しています。魅力化構想プロジェクトでは、これまでにない規模の人数・部署間で、互いに協力しあいながら魅力化を進めてきました。これまでの活動のなかで、プロジェクトの進め方や連携について実感したことはありますか?魅力化PROJECT!SPECIAL宮本 俊澄さんShuncho Miyamoto学生支援部長すがもプロジェクトB首藤 正治さんMasaharu Sudo副学長地域構想研究所 副所長地域戦略EVENTオンライン講座「落語de仏教」開催すがもプロジェクトAの取り組みとして、2月24日に「落語de仏教」をオンライン(ZOOM)で開催しました。本学仏教学部の木内堯大先生による、仏教と落語の意外な関係性の講義から、立川流真打の立川志らら師匠の高座を鑑賞し、お二人による対談と盛りだくさんの内容。本学表現学部の専門家の指導のもとでプロ仕様の機材による高品質な配信で、自宅に居ながらにして笑って学べるイベントとなりました。全学一体のプロジェクト。リーダーたちが感じた大正大学の魅力と実感OHDAI Vol.107092021 SPRING

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