大正大学100年を迎える2026年を見据えて、社会や時代の変化に対応し持続可能な大学であり続けるために“大正大学の魅力化”を打ち出しています。その中で、より大正大学の魅力をつくり、発信するための目的で魅力化推進会議が発足しました。大正大学の髙橋慈海 魅力化推進部長(情報基盤/広報戦略):佐藤徹明 教務部長(情報基盤):宮本俊澄 学生支援部長(すがもプロジェクトB):組織を横断した大規模なプロジェクトは、長い歴史のなかでも初めてのことです。試行錯誤の繰り返しですが、それでも少しずつ前進しています。特に2020年は新型コロナウイルス感染症の影響もありましたが、コロナ禍で生まれた取り組みもありました。良くも悪くもコロナによって計画が大幅に前進したのは、私たち「情報基盤」のプロジェクトですね。主に、「スマートユニバーシティ」を実現するためのIT化などの情報環境整備が役割なのですが、コロナの影響で全授業のオンライン化が迫られました。急遽立ち上げたオンライン授業サポートチームのスタッフの頑張りもあって目標は達成。結果的にはZoomやTeamsなどを使ったオンライン授業の土台づくりができました。「逆境を力に」というと大げさかもしれませんが、すがもプロジェクトBとも関わりが深い大正大学初のオウンドメディア「ガモールTV」の立ち上げに関われたのも良かったですね。ガモールTVはYouTubeの大正大学公式チャンネルで、動画を通して大正大学の魅力を発信しています。私たち「すがもプロジェクトB」は学生を中心とした地域活性化の取り組みを魅力化PROJECT!SPECIALコロナ禍だからこそ見えた、魅力化プロジェクトの課題とチャンス。大正大学の魅力をつくる、伝える。―MIGs2026魅力化構想プロジェクト座談会―学生、地域、そして職員。大学に関わるすべての人を巻き込んで、大正大学の魅力をつくり、発信する「MIGs2026魅力化構想プロジェクト」が動き始めています。各プロジェクトのリーダーたちが、取り組みの現状とプロジェクトを進めるなかで見えてきた大正大学の変化や魅力について語り合いました。阿部 海秀さんKaishu Abe副事務局長経営戦略佐藤 徹明さんTetsuaki Sato教務部長情報基盤EVENT「すがもde仏教 」巣鴨の街を元気にする「すがもプロジェクトA」の一環として企画された公開講座「人生100年塾講座」の第1回として、昨年12月24日に写経講座を開催。巣鴨地蔵通り商店街のガモールプロダクト・ラボを会場に、感染症対策を施しての実施となりました。講師に現役のお坊さんを迎え、仏教や写経について初心者にも分かりやすく伝えながら、多くの方に実際の写経を体験していただきました。写経講座は今後も継続して実施の予定です。~写経講座(般若心経)OHDAI Vol.107072021 SPRING
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