井上隆信 入試部長(すがもプロジェクトA/地域戦略):髙橋:佐藤:井上(隆):髙橋:首藤正治 副学長/地域構想研究所 副所長(地域戦略):すでに活用させてもらっています。ガモールプロダクトラボトリーを「まちなか教室」と銘打ち、昨年の12月24日には大正大学ならではの「写経講座」を開催しました。コロナの影響で集客には苦労しましたが、地域のキャンパスとして大きな一歩だと感じています。地域戦略プロジェクトもこれまでのお話と通じる部分が多いと思いますが、いかがでしょうか。確かに地域戦略プロジェクトは地域戦略人材の育成が主目的なので、教育によって地域と大学の結束を強めるすがもプロジェクトとは近しい部分がありますね。実際、リカレント教育事業をすがもプロジェクトAと共同で行う予定です。今年度はコロナの影響で、保留になってしまったのが口惜しい限りです。厳しい一年でしたが、本学の推進する「地域戦略人材事業」井上 真由美さんMayumi Inoue総務部長働き方改革/すがもプロジェクトB島村 富雄さんTomio Shimamura総合政策部長働き方改革/広報戦略井上 隆信さんTakanobu Inoue入試部長すがもプロジェクトA/地域戦略行っていますが、コロナによって対面の企画はほぼ全滅。その状況でもできることはないかと模索し、ガモールTVで学生主導のコンテンツ「キャンパス農園紹介」や大学へ通えない新1年生向けに巣鴨商店街の紹介動画なども配信。SNSアカウント「あるきめでぃあ」も開設しました。当初は予想していなかった事態でしたが、インターネットを利用した地域活性化という新しい命題を見つけられたのは幸運だと思います。すがもプロジェクトは地域と大学が一緒になって教育を展開し、「すがも=大正大学」という認識を根付かせてブランド化することが大きな目標です。学生と教員の取り組みが宮本さんたち「プロジェクトB」で、私たち「プロジェクトA」は地域の方やステークホルダーを対象とした講座を実施しています。基本的に対面を想定していたのでコロナによって多くの企画が中止になってしまいました。それでも10月、11月ではプレ講座を公開。2月、3月は地域の方が豊かな人生を送るための教養講座「すがも人生100年塾」の実施にこぎつけました。いずれもオンラインですが、宮本さんと同様、やれることから進めている状況です。地域と大学が一体となる魅力といえば、ガモールプロダクトラボトリーの開設も大きな動きですよね。そうですね。地域と大学で教育を展開する「すがもプロジェクト」と、巣鴨の地域全体をキャンパスとする「巣鴨オールキャンパス」として、巣鴨地蔵通り商店街の空き店舗を借り上げてガモールプロダクトラボトリーを開設しました。AIやビッグデータを活用して、大学、学生と商店街がタッグを組んで地域活性化に取り組む拠点になります。私たちのすがもプロジェクトAでもFEATURE PAGE08ROUNDTABLE
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